2006年12月29日夜
 会社の仕事も終わって、29日には妻と子供たちが待つ北海道へ行く予定でした。  京浜島の駐車場へ車を預け、カメラやレンズを満載したバッグを持って羽田空港まで行ったんですが、大雪のため飛行機が欠航となってしまいました。
 航空券の払い戻しや、現地レンタカーのキャンセルなどを行い、再び車で自宅まで戻ってきました。  ちょっと寝不足だったので自宅で仮眠をとって、3時半頃に、望遠鏡を積み込んで天城高原を目指して再出発してしまいました。  小田原厚木道路の終点は箱根方面が渋滞していたので、高額なターンパイク経由で熱海峠を目指す事にしましたが、途中の芦ノ湖と富士山を一望できるポイントでは 多くのカメラマンが撮影機会を狙って陣取っていました。 月夜と富士山と芦ノ湖は私も撮影したい対象ですが、またにしましょう。
 いつも通り伊豆スカイラインはガラガラ状態で、たま〜にベンツとかポルシェとかフェラーリに抜かされる程度で、6時頃には天城高原に到着してしまいました。  だれか居るのではないかと思っていたのですが、だ〜れもいませんし、だ〜れも来ません。 夜半に冷却CCD屋さんが一人来ただけでした。
 今回は2006年の撮り収めとPHDによるガイドの練習です。 月が出ていますが、滅多に撮影しない散開星団を撮影しながらPHDによるガイドの状態を探っていました。  時折突風が吹いてくるのですが、PHDによるガイドはまずまずの様で、今後の主力ガイダーになりそうです。  撮影対象にもよりますが、望遠鏡を対象に向ければガイド鏡をいじらなくても使えるガイド星がDSIの視野内にあります。  車の中で寒さを防ぎながら、殆ど全ての操作が出来ちゃうのはありがたいですね。 あとはフォーカスモータがあれば完璧です。  お手軽すぎて撮影中に眠ってしまうので、PCの時刻アラームをセットしておかないと寝過ごしちゃいます。

年末の天城高原

M50 散開星団

M47 散開星団

M41 散開星団

M93 散開星団

M48 散開星団

M67 散開星団

IC443 くらげ星雲

NGC2174 モンキー星雲

NGC4490 まゆ銀河
 
2006年12月17日夜
 12月の中盤になってど〜も天候が良くないですね。
17日の夜空は予報では晴れるという事になっていましたが、衛星写真を見ても天体撮影には適さないだろうと思い、自宅でくつろいでいました。  ところが、21時頃から本当に晴れてきたので川崎の自宅でウォームのグリス交換をしたSP赤道儀の調子確認を兼ねて、Hαで撮影することにしました。  まだまだ調子が悪いSP赤道儀なので、NewFD300mm/F2.8Lを使った大型天体を狙いです。  写りやすい大型天体は色々とあるのですが、どうせなら難物のSh2-240(超新星爆発の残骸)を撮影対象としてトライしてみましたが、水蒸気が多くて濁った川崎の空ではHαフィルタを使っても淡い天体の撮影は無理ですね。
 それから、ガイドをAGA-1ではなく、MAEDE DSIとPHDというアプリを使ってやってみました。 PHDは簡単ガイドに特化したソフトで、軽くて使い易く素晴らしいソフトです。  望遠鏡の制御はASCOMで行いますので妙なアダプタを使う必要はありません。 手順は...
  1)カメラボタンを押してDSIと接続
  2)望遠鏡ボタンを押してASCOM経由で赤道儀と接続
  3)DSIの蓄積時間を適当に選ぶ
  4)ループボタンを押して映像を連続表示させる
  5)ガイド鏡のピントを合わせたらストップボタンを押す
  6)ガイドに使いたい星をクリックする
  7)PHDボタンを押す
後は勝手にキャリブレーションを行った後にガイドを開始します。  DSIの蓄積によりかなり暗い星でもガイド星になるのと、AGA-1の様にガイド星を中央に持って行く必要がありません。  DSIを持っている方は試す価値大です。

都会のSh2-240

PHDによるガイド
 
2006年12月13日
 改造デジ一眼の偽色に関する問い合わせがあったので、私の改造KissDigital(初代)を機材ケースから取り出してみたらCFカードが入ったままでした。  “はて?”と思って確認したら、IC1805を写したもので、11月24・25日に撮影したやつじゃないですか! すっかり忘れてました。  はくちょう座の網状星雲を撮影してから、SP赤道儀が悲鳴を上げていたのでIC1805に向けて撮影開始してほったらかしだったんですね。  画像をパソコンで確認したら、使えそうな駒があったので掲載しておきます。
 それから肝心の偽色ですが、ローパスフィルタを除去した改造カメラでは偽色と思われる星が確かに発生します。  ですが、超高性能光学系でなければあんまり多くはないので気になりません。  ε-180などの高性能望遠鏡で撮影する場合は、ローパスフィルタはそのままで赤外カット特性を変更したEOS 20Daとかが良いですね。  また、1000mmを超えるような長焦点も星像があまり小さくならないので偽色は殆ど発生しません。
 EOSシリーズは有力他社と異なり、低価格機種でも3枚構成のしっかりとしたローパスフィルターが入っていますので、 オリジナル機と改造機との差が大きく現れてしまうのかも知れません。 天体写真用としては緩めの3枚構成ローパスがベストです。

来年に備えたテスト撮影

テスト撮影...の続き
 
2006年12月2日夜
 前日撮影した かに星雲 の結果に気を良くして、またもや川崎の自宅でテスト撮影してみました。  昨日以上に月が元気なのと時折通り過ぎる雲が邪魔ですが、風があるせいか透明度は案外良さそうです。  ガイド星を導入してみると、モニタ上でガイド星が踊っているのでシーイングは良くないですね。  ピント合わせでもEOS 20Daのライブビュー星像がブヨブヨ動くので判りずらい状態です。  長焦点での解像は望めないけど、C8直焦ガイド具合の確認はできそうです。
 先ず、HαでM27を撮影してみましたが、高度が低くなっているので大気のゆらぎと都会の光害でイマイチですかね。  次に高度が高いM76とNGC604を狙ってみましたが、月に近いけどHα部分がそれなりの写っています。  最後は昨日に続いてM1かに星雲をSUフィルタで撮影してみました。 シーイングが悪いせいか、解像度は昨日より低い様です。
 私のC8XLTには冨田式ミラーシフトロックを取り付けてあったのですが、カメラボディーと物理的に干渉してしまうため、ロックネジを外してあります。  そのままだと単なるピントノブと変わらないので、ノブの内部にスプリングを装填し、常に主ミラー位置調整軸を加圧する様にしてあります。  これにより撮影中のミラーシフトは殆ど発生しないのですが、ちょっとした振動が加わると主ミラーが動いてしまいます。  今回の撮影でも、各撮影駒にはガイドエラーの発生は無いのですが、撮影駒ごとに星像位置がズレていく事が判ります。  恐らく一眼デジカメのシャッターチャージやミラー駆動の振動が影響しているのでしょう。 もっと強力なバネに交換しないと厳しそうです。  ミラーシフトが判る様に位置合わせをしていないコンポジット画像を画像掲示板に放り込んでおきました。

都会のM27亜鈴星雲

都会のM76小亜鈴星雲

都会のNGC604星雲

都会のM1かに星雲

C8のミラーシフト対策
 
2006年12月1日夜
 先週末は富士山新五合目で2連チャンでしたが、もう閉鎖されちゃったし元気な月も出ているので、光害が酷い川崎の自宅でC8を使ってテスト撮影してみました。  晴れてはいますが月の周りにフレアが確認出来る事から、高層に薄雲が出ていてる様でぼんやりした夜空ですし、私の肉眼では北極星より暗い星は確認できない状態です。
 試しにフィルタ無しで M1かに星雲 を撮影してみましたが、真っ白になるだけで信号成分は極僅かしか取り出せません。  そんじゃ...という事で、Hαフィルタを装着して撮影してみると、都会の腐った夜空でもフィラメントがちゃんと写りました。  Hαフィルタだけでなく、SUフィルタでも撮影しようと思ったのですが、室内でテレビを見ているうちに眠ってしまいました。
 今回は風も少なく、なんとかガイド出来ている様です。  いつも通り、ガイド鏡はBORG 76ED屈折望遠鏡+笠井1.5倍バローレンズ+VIXEN 2.4倍コンバータ(合成焦点距離1800mm)で、 ガイド用CCDカメラは Watec の LCL-811K(最低照度0.0001lx)を使い、VIXEN AGA-1で自動ガイドさせていますが、 EM-200の赤経ガイド量を最低にし、赤緯は標準に設定してみました。 私のEM-200の場合は、この設定が丁度良いのかも知れません。
 それにしてもC8の直焦点は暗くて一眼デジカメ向きではありません。 先日のテスト撮影で使ったGINJI-200FN+Extenderはφ200mm/F7でしたが、今回はφ200mm/F10なので明るさは1/2になります。  露出時間も倍は必要になるので、高ISO感度を使える冬場だけの限定撮影になりそうです。

都会のM1かに星雲

EOS 20Daのピント合わせ
 
2006年11月24・25日
 前回は長焦点ガイドの練習にすらならなかったので、24日は休暇を取って富士山へ出撃してしまいました。
富士山登山道は夜間は閉鎖されているかも知れないので、お昼過ぎには到着する様に出発して五合目で夜を待つ事にしましたが、全く問題なく登れました。  上り口にはチェーン装着の案内が出ていましたが、駐車場に若干の残雪がある程度で、夜までには殆どの雪が溶けて消えてしまいました。
 24日も綺麗な夕日と雲海を眺めながら午後4時にはセットアップを完了し、後から来られるM師匠を待っていたのですが、 日が落ちてから山頂より高い薄雲の通過に見舞われ(お構い無しで撮影してましたが...)た後、朝まで長焦点日和のとても良い空でした。  こんなに良い状態なのに平日という事もあり、観望の天文屋さんが数組が来られただけで、寒さのためか早々に撤収して行きました。  気温は−7℃位だったと思いますが、風が無いので“寒いだけ”の状態がなによりでした。

 25日も富士山新五合目に残り、望遠鏡もセットアップしたままの状態で撮影2日目に突入しました。  25日は休日という事もあり、“富士山観望組合”ではないかと思うほど多数の観望屋さんが来ていましたが、巨大ドブは居なかったので覗かせて貰う事はせず、 観光で来たアベックに天文のうんちくをたれてました。
 この日はガイド星がゆらゆら揺れるので、昨夜ほどシーイングは良くない感じですが、天の川も良く見えていました。  調子よく撮影を続けていたのですが、午前3時頃には風と雲が出始め、午前3時半頃からは雲の中という感じになり、M師匠を叩き起こして慌てて撤収してきました。
 なお、M師匠は機材の不調により2日目は撮影出来なくなってしまい、2人の機材を合わせて“観望派”になり、SuperNebulaFilterを使ってバラ星雲などを覗いておられました。  EM-200の不調に続きEM-100まで故障という事でトラブル続きのようですが、早い復帰を祈っています。 お大事に...

 それにしても、練習&テスト撮影という事もありますが、2日間で様々な対象を撮影しちゃいました。 本当はもっと撮影したのですが、雲の通過で酷すぎる画像は掲載していません。  撮影駒数が多すぎて画像処理が面倒臭くてたまらないので適当に処理しちゃいますが、そのうちちゃんと処理した物に差換えます。  あっ! 慌てて撤収したのでダーク画像を撮影してませんでした。 冷凍庫ダーク画像ライブラリから合いそうな物を選びますか...


お昼の新五合目

新五合目からの夕日

夜中の富士山新五合

冬化粧した夜の富士山麓

駿河湾のカノープス

富士山麓と天の川

25日は観望派大集合

来年に備えたテスト撮影

M71 球状星団

NGC7331 & Stephan

M76 小亜鈴星雲

NGC891 銀河

IC342 銀河

M1 かに星雲

NGC2359 星雲

NGC2403 銀河

M82 銀河

M81 銀河

M57 リング星雲

M27 亜鈴星雲

M71 球状星団

M2 球状星団

M15 球状星団

NGC7331 銀河

M74 銀河

M45 プレヤデス

コーン星雲付近

M81 M82 銀河
 
2006年11月17日夜
 17日の朝の時点では良さそうな天気だったので、14時半頃まで仕事をしてから、午後休暇を取って出撃してしまいました。  しかし、川崎の自宅付近ではとても撮影出来る天気とは思えませんが、駄目元という事で午後3時半過ぎに富士山五合目を目指して出発しました。  17時半頃に新五合目に到着しましたが、雲の中という感じで時折星が顔を出す程度です。 17時頃に麓の自衛隊演習場を通った時の気温は+4℃でしたので、五合目の気温はかなりの冷え込みでした。  夜半まで待ってダメなら帰ろうと思っていたのですが、18時45分頃に突然晴れたため慌てて機材を組上げましたが、気が付いたら再び雲の中となってしまいました。  霜だらでけでバリバリになっちゃうので、機材にカバーを掛けて待つこと約4時間、やっと雲が低くなり星たちが見え始めました。 極軸を合わせて撮影開始です。
 この日の空は透明度・シーイング共に非常に悪く、とても撮影向き(観望も)の空ではありませんが、晴れは晴れです。  12日にC8による撮影を前提にしてガイドの練習をしたのですが、その時撮影したテスト画像を見て愕然とし、『C8ってこんなに酷い性能だったっけ!』...という事で、 GINJI-200FNに2倍のエクステンダを装着して焦点距離1600mmで撮影した場合のテストの予定だったのですが、空の状態は長焦点で撮影する様な状況ではないのと、透明度が悪くてガイド星が見つからない 有様なので全くテストになりませんでした。 今年最後の五合目と思っていたのでとても残念ですが、エクステンダなどで無理するより800mmのままで撮影し、必要に応じてトリミングするのが正解みたいです。  銀塩時代はフィルムの解像度も限られたので意味があったのでしょうけどデジタル時代では事情が違います。


当日のテスト画像

AGA-1の様子
 
2006年11月12日夜
 なんだかんだ言って日曜の夜は天気が良さそうなので、月曜を休暇にして出撃してしまいました。  とはいえ、まだ月齢が21なのでぼやぼやしてると月が出てしまう事から、明るいうちに五合目でセットアップを開始し薄明終了を待ちましたが、夕方から夜に掛けてが最も寒かった様に思います。  お誘いメールを入れておいたM師匠とは、暗くなってから富士山五合目で合流し、二人だけの寂しい五合目でした。 
 今回の撮影計画は、久しぶりに屈折の VIXEN ED115 DG/F4 で IC1805 を撮影しておくのと、もう一台のSP赤道儀で NewFD300mm/F2.8L による網状星雲を一画面収納写真にしておくのがメインでした。  NewFD 300mm/F2.8L の開放では解像度がイマイチですが、露光時間を短く出来るのは大きな利点なので、貧弱なSP赤道儀の恒星時追尾でもなんとかなるだろうと目論んでいました。  自宅でSP赤道儀の調整を行ってから出かけたのですが、富士山五合目との気温差が激しく、赤経赤緯とも動きが非常に渋くなりSkySensor2000PCのモーターが悲鳴を上げる始末で、ぜんぜん追尾出来ていませんでした。  また、よく晴れたお陰で全く雲海が無く、下界の光害によるカブリムラが酷いのと併せて、画像処理に値するものは得られませんでした。
 IC1805の方は、通常光とHαフィルタによる撮影に加えて、笠井の眼視用 Super Nebula Filter でも撮影してみました。  一眼デジカメはカラーワンショットカメラなので、OIIIとHαだけを透過する撮影用バンドパスフィルタがあれば非常に効率的なのですが、笠井の Super Nebula Filter はそれに近い特性になっています。  “近い特性”というのは、OIII帯は24nmと結構広くOIIIとHβを透過しますし、Hα帯以降の赤外域がじゃじゃ漏れなので、選択波長の詳細描写という感じにはならず、何だかな〜という写真にしかなりませんでした。  OIIIとHαだけを透過するバンドパスフィルターが欲しいところです。
 それから、10月に作った TSA-80 のテスト撮影も行ったのですが、SP赤道儀が悲鳴を上げている状態なので、こちらも確認出来るような写真は得られないまま、 23時ころに月が出た後は DSI によるガイドの練習を行い、C8を使って焦点距離2000mmをガイドするパラメータを探っていました。 勿論、春の銀河撮影に備えるためですよん。



当日の様子

ED115SDG/F4の様子

沈む夏の星座

IC1805 通常光

IC1805 SN-Filter

IC1805 Ha-Filter

IC1805 Ha-Filter

IC1805 各種合成
 
2006年11月3日夜
 前回故障した VIXEN AGA-1 はビデオ入出力端子が基板から浮いちゃってました。 これに伴い、基板上のパターンもちぎれていましたので、端子の再ハンダ付けとパターンのバイパス手術を施して直りました。  という事で元気な月夜ですが、AGA-1の修理確認とミードのDSIを使ったガイドの練習に出掛けてきました。  ...本当は出かけるつもりでは無かったのですが、長男に宝永山へ登った話をしたら、絶対行きたいという事で、満月近い日に出撃となりました。
 3日の夕方5時過ぎに五合目に到着しましたが、薄い雲が五合目を流れていて状態は良くありません。 夜には雲が下がるだろうと予想し、機材のセットアップと夕食の準備を行っていました。  21時頃になって、ようやく雲が下がって撮影出来るようになり、翌朝3時に雲に覆われるまでの6時間は快晴でした。 もっと早くに撮影開始出来ればスワン彗星を撮影したいところでしたが、さすがに無理でしたネ。  また、天文屋さんは誰も居ない様でした。
 さて、空の状態ですが、月がとても元気ですので見える星数は川崎の自宅よりはマシといった感じです。 普通に撮影したのでは話になりませんので、Hαフィルタを装着して輝線スペクトルを拾えば月の影響は少ないハズです。  今回のテスト結果として、AGA-1の完全復調が確認できた事と、空気が薄い富士山五合目なら月のそばでないかぎりHαフィルタで撮影した写真は結構使えそうでした。  Hαフィルタを装着したり外したりするのは結構面倒なので、普段はカラー撮像し、Hαは月夜に撮影すれば効率的かも知れません。

 翌日は9時半頃から長男と宝永山へ登りました。 宝永山に上りきったのは11時頃でしたが、風が強くて吹き飛ばされそうで、さすがに長男も怖がっていました。 またもやへとへとになって下山し、お昼過ぎに五合目を出発して帰宅しました。

【11/5追記】
 10月に新たに作成したフラット補正用画像を使うとどうもうまく行かないと思っていたら、白黒画像化するのを忘れていました。  “画像処理の基本 其の4 − フラット補正の実際 −” でも書いたように、カラー画像のままだとフラット画像作成時の光源分光分布の影響を受けてしまいますので、白黒化した方が安定して補正が出来ます。  レベル補正などが僅かな場合は気になりませんが、淡い部分を描き出す様な処理を行うと変な色ムラが目立ったりします。
という事で、面倒でない範囲で過去画像も含めて、新しいフラット補正画像で再処理した画像を再掲載しておきます。  ...でも、M33だけはどうしても色ムラが出ちゃうのは何故なんだろう? 不思議です.....


当日の様子

翌日の宝永山登山

NGC6888 クレセント星雲

シャボン玉星雲付近

NGC281パックマン星雲

IC443くらげ星雲

NGC2174モンキー星雲
 
2006年10月27日夜
 27日金曜日は仕事がありましたが、天気が良さそうなので会社へ出かける前にM師匠に“出撃命令”を出し、仕事後に富士山五合目へ出掛けてきました。  五合目には20時頃に到着しましたが、薄めの雲海で空の状態はとても良さそうです。 また、この時点での天文屋さんは50cmのドブが一台店開きをしていました。  脚立を使って覗かせて貰ったのですが、OIIIフィルタが装着してあり、網状星雲が網状に見えるのには驚きました。
 さて、今回はGINJI-200FNの締めすぎた主ミラーが元に戻ったかを確認する予定だったのですが、いつも使っているオートガイダーAGA−1が故障してしまいガイドに右往左往する結果となってしまいました。  故障といっても、購入当初から不安に思っていたVIDEO入出力端子の基板への接続が切れてしまった様で、現地でAGA−1をばらして見たのですが、修理するのは不可能でした。
 とはいえ、ガイドしない訳には行かないので、工具ケースに入れてあったミードのDSIを使ってPCでガイドする方法をトライしました。  以前トライして最適なパラメータを見つけられなかったので使用を諦めていた(AGA-1の方がお手軽)のですが、今回ばかりは他に方法がありません。  PCソフトの“Astroart3.0”にDSI画像を取り込んで、ASCOMのTemma2モジュールでガイド制御を行います。
 最初はM33でトライしたのですが、パラメータが上手く合わない事からハンチングしたりで全くダメで、8駒撮影して使えそうな画像は3駒だけでした。 しかし、DSIは蓄積が出来ることから微光星でもガイド可能になるので、パラメータさえ見つければ 可能性は高そうです。 第二被写体としてバラ星雲で試してみましたが、パラメータが判ってきました。 第三被写体はM1でしたが、これも何とかガイド可能でした。  微光星でガイド出来ることからいちいちガイド鏡を移動させる必要が無く便利といえば便利です。 今回は、GINJI-200FNの焦点距離800mmに対してガイド鏡の焦点距離が500mmしかなかったことから、精度的には イマイチですが、2倍のバーローレンズを使えば結構使えそうな気がしました。

 実は28日も富士山五合目に居残り、昼間に宝永山まで登山(へとへと)をしたりした後に、土曜の夜も撮影するチャンスを伺っていたのですが、夜には雨となってしまったので20時頃には自宅へ向けて帰る事になりました。


冬の大三角(SOFTON)

ぎょしゃ座(SOFTON)

ぎょおうペル(SOFTON)

オリオン座

M33 銀河

NGC2237 ばら星雲

M1 かに星雲
 
2006年10月17日夜
 15日の撮影結果から、GINJI-200FNの主ミラーが動いているらしい事が判ったので早速主鏡セルを外してみました。  一見ちゃんと固定されている様ですが、主鏡押さえツメのネジを回してみると“ゆるゆる”なんです。  この部分は押さえ圧が測定出来ないので、笠井から出荷されたままいじらない事にしていたのですが、これでは向きを変えると主鏡がパッタンするのも頷けます。
 押さえツメはゴム製で、パッタンしない感じまで締め付けてみたのですが、鏡面の歪みがどうなっているか判りません。  師匠を誘って17日の午後に富士山へテスト撮影に行ってきましたが、結果は見事に鏡が動くことなく安定しています.... でも、星が点にならない....  そうです。締め付けすぎて鏡面がゆがんでしまっているんです。 ピント合焦付近で星像がゾウリムシの様になり、ピントピークの位置も判断出来ないほどに酷い有様です。
 暗闇で主鏡セルを外して直すのも大変なので、そのまま撮影しましたが結果は想像通りでした。  この日は夕方の五合目は雲海でベスト日和かと思ったのですが、暗くなったら雲海が薄くなり、夜半には雲が何度も通り過ぎる状態で成果は上がりませんでした。

雲海の新五合目

最近のGINJI-200FN

夏の大三角(SOFTON)

白鳥座中心付近

二重星団と散光星雲

カシオペア付近

M16 わし星雲

M27 あれい星雲

NGC7293 らせん星雲

NGC6888 クレセント星雲

NGC253 銀河

M1 かに星雲
 
2006年10月15日
 台風18号も来ていてるし、川崎の空を見る限り晴れそうにないかな...と思っていたら、師匠からお誘いの電話がありました。
ダメ元という感じで、慌てて機材を積み込んで出かけたのですが、夜の富士山は快晴となり観望派の方々が沢山来ていました。  夜半に月が出てしまうせいか撮影派は少なく、夜半には私と師匠だけになってしまいました。 月が出てしまいましたが、この日は影響は少ない結果となりました。  日曜の夜も良さそうですが、翌日の会議で居眠りする訳には行きません。...夜に携帯を見ると師匠から連チャンのお誘いが入っていた様でした。(師匠、スミマセン)
 14日の夜は師匠にEOS20Daをお貸ししたのですが、仕上がりの星像を見るとタカハシのSKY-90は随分と良い性能で驚きました。 製作中のTSA-80なんか足元にも及ばない感じで、 やっぱりちゃんとした光学系じゃないとダメかなぁ...と実感してしまいました。
 ところで、私の方は GINJI-200FN の問題点が更に判り、嬉しいような困ったような感じです。 問題点というのは“たぶん”主鏡が遊んでいるんです。  これまで、ピントを合わせたのに撮影画像がピンボケになっていたり、像が流れて写ったりしていて、接眼部分の改良とかマウントプレート・バンドの特注とかしたのですが、 今回も同じような問題が発生し、“たぶん”主鏡が遊んでいるという結論に達しました。 改善策を練らないとなりません。 詳しくは今回撮影した画像のページに書いておきました。

シャボン玉星雲付近

M33 銀河

IC434と馬頭星雲
 
2006年10月3日
 リンクを更新しました。 ご自宅に天文台をお持ちの桑野さんのホームページとCANへのリンクです。
桑野さんは私と同郷の北海道網走市在住で、天文以外に北海道の大自然を紹介した写真なども沢山あります。  スポトレ天文台の管理もなさっていますので、北海道網走へ寄った時は訪れてみては如何でしょうか。
CANはご存知“CMOS Astronomy Network”じゃなかった“CCD Astronomy Network”です。
 さて、写せない日が続くと機材いじりしか楽しみが無いんですが、香港から3枚玉EDアポクロ対物レンズを買っちゃいました。(かなり怪しいとこでしたが...)
設計データ的には高性能なのですが、実物の製造誤差は不明です。 これを写真鏡にする為に、VIXENのアクロマート鏡筒を購入して対物レンズを載せ換える計画です。
φ80mmF7なので、ペッツバール和解消にレデューサを付ければF5位になりそうです。 性能が期待通りなら、この鏡筒をTSA−80と呼ぶ事にしました。
海外遠征に持って行くサイズとしては丁度良さそうですし、長期休暇を貰えるので(取れるかは不明)今から楽しみです。  .....そういえば蒔田さんは海外遠征から帰ってきたのかな?

 
2006年9月6日
 今日ならまだ写せるかも...という事で、4日の夜21時に自宅を出発して富士山五合目に行ってみました。 ...が、雲は五合目より高く、23時過ぎに箱根峠へ向けて移動し、 5日の1時近くにやっと撮影場所に落ち着きました。
とりあえず、 KissDigital X と KissDigital N と 20D とのノーマルカメラ比較です。 NRオフによるRAWをDPPで現像したJPEG画像を掲載しておきます。 ただし、PCやら何やらを 自宅に置いたまま出掛けてしまったので、ターゲットは手動導入で恒星時追尾です。 まあ、比較は出来ると思います。
 なお、KissDigital X で長秒撮影を行う場合は撮影前に“DISP”ボタンを押して背面TFTを消してから撮影を開始しましょう。 無駄なTFT表示が無くなるので電池が長持ちしますし、 カメラ内温度の上昇も少なくなります。 ただし、経過時間は腕時計等を見ないと判りません。


EOS KissDigital X(2)

IC1396 Hαメイン画像
 
2006年9月3日
 富士山五合目は登山客が多いだろうと思い伊豆方面を目指しましたが、途中の箱根峠に誰も居なかったのでここで店開きしました。
この日の箱根峠はちょっとガスっていて天城高原まで行こうか迷ったのですが、天城高原はもっとガスがあるかも知れないと判断して箱根峠に留まりました。
...というのも、今回は EOS KissDigital X を持ってきているので、天城高原や富士山の様に天文マニアが多い所では気兼ねなく撮影出来ないからです。(^^!


EOS KissDigital X

北アメリカ星雲

IC1396 Hα加算画像

IC1396 Hαメイン画像

M33 Hα加算画像
 
2006年8月18日
 前回撮影に行ったのはゴールデンウェークだったのか...  今年の天気では無理もないかと思いながら、天体機器メーカーは大変だろうなぁなどと考えています。
私の方は夏休みに北海道で撮影三昧と目論んでいたのですが、秋雨前線の影響で北海道の夜空は曇りでした。 一応なんとか写した2カットを掲載しておきます。 
皆さんはどんな夏休みでしたか?


網走から望む知床半島

北アメリカ星雲

まゆ星雲付近の暗黒帯
 
2006年5月3日
 2ケ月振りに撮影に出掛けてきました。 GW中は妻が不在で子守をしているので出掛けるのが難しいのですが、 子供二人を連れて富士山方面へ出撃しちゃいました。
5月3日は大渋滞の報道をしていたので、夕方まで下の子の“ラブベリゲーム”とか“たまごっちゲーム”につきあってから出発したため五合目へは登れませんでした。  また、水ケ塚公園から西臼塚方面は濃霧なので、御殿場口(去年のGWもここだった)での撮影としました。  御殿場口には数組の天体マニアが来ていましたが、ここも湿度が高く結露対策していないと撮影は不可能です。
 今回は子供2人連れなので望遠鏡を車に載せられないため、写真レンズによる撮影のみですが、夜半には夏の銀河も高くなり写真レンズで楽しめる対象が出ていますね。
 丁度シュバスマン・ワハマン彗星が写しごろになっていましたので撮影してみましたが、地球に近い事もあり写野内で結構早く移動してしまいます。  彗星核はぼんやりしているため、オートガイダーでは追尾出来ませんでした。 仕方なく恒星追尾による2分露光を彗星中心にコンポジットしてみました。  当然バックの星が流れてしまうのですが、残念ながら思ったほど長いイオンテールが無いので一発撮りの方がいい感じですね。 800mmで撮影すると迫力があるでしょう。  この日は22:30頃の月没から翌03:00頃までの全面曇り撤収まで、短時間ですが久しぶりに撮影を堪能しました。

撮影地の様子

シュバスマン・ワハマン彗星C核

シュバスマン・ワハマン彗星C核

シュバスマン・ワハマン彗星B核

アンタレス周辺

M8M20 散光星雲領域

M16M17 散光星雲領域モザイク
 
2006年3月4日
 M師匠からお誘いがあり、出掛けてきました。 空の案配も良さそうなので、前回惨敗した箱根峠へ出撃したのは良いのですが、 月齢を考えずに出掛けたため、到着した時は月が煌々と出ておりました。   M師匠が到着する前に赤道儀を出して準備をしていましたが、月が出ているのに撮影を開始しちゃいました。 ...と言うのも、 ひょっとしたらHαフィルタを付けたら月明かりは関係無いのではないかと思ったからです。 結果はあんまり良い環境ではない 事が判りましたが、Hαフィルタ無しに比べたらず〜と良いのは確かです。
 ところで、3月になると明け方にはさそり座が高くなり、夏の天の川も見えてきます。  今回はオメガ星雲を撮影出来て喜んで(画像はぐそぐそですが)いましたが、ついでに明け方のM20なんかも撮っちゃいました。  春の銀河も撮りたいし、持って行く望遠鏡に悩んじゃいますネ。
 それから、M師匠はげんじいさんのST-8を譲り受け、冷却CCDカメラが強化されていました。 げんじいさんはST-2000MXを購入したそうで、 みなさんレベルアップしていますね〜。 デジタル一眼レフも負けずになんとかせにゃならないなぁ。

撮影地の様子

三島方向(西)の空

海側(南)の空

さそりと望遠鏡

M104 ソンブレロ銀河

NGC5128 オメガ星雲

M51 子持ち銀河

M64 黒眼銀河

M101 回転花火

M3 球状星団

M20 三裂星雲

オリオンHαモザイク
 
2006年2月22日
 月の具合も良くないし、仕事が忙しいしで1月3日に撮影した写真を再処理して遊んでいました。
Astronomik社製Hαフィルタを装着して撮影した写真があったのですが、カブリ(多分車のライトによる迷光でしょう)が酷くて 掲載していなかった写真を、ちょっと工夫したらカブリ補正出来たので掲載する事にしました。
 デジタル一眼レフはカラーカメラなので、Hαフィルタを装着してもGチャネルやBチャネルでも若干写ってしまいます。  そこで、メインであるRチャネルからGチャネルを減算したら見事にカブリが消えました。 ただし、Gチャネルは減算前に高輝度域をカットしておかないと 輝星やM42中央部に黒い大穴が開いてしまいます。 要はカブリ輝度域だけをGチャネルから抽出してあげれば良いのです。
 それにしても、SMC PENTAX M50mm/F1.4 は古くて安いくせに良く写りますな。 現代のN社標準レンズより良いのは何故? 日本製だから?  私が大好きな富岡光学50mmレンズと良い勝負です。 最も、プラナー50mm/F1.7には負けますけどね。
 余談ですが、日本の新聞紙面に出ているオリンピック写真は90%ほどがEOS-1DmkUnで撮影されたものです。 ワールドワイドでは70% くらいですかね。 ど〜りで、妙に画質が良いハズですな。 また、TVで見ている映像を捉えているTVレンズはほぼ100%キヤノン製らしいです。  良い物は良いと言っても、ちょっと使われ過ぎ?

オリオンの水素嵐

むらむら強調

ちょっと拡大
 
2006年2月5日
 夜半過ぎには冬の星座も写しづらくなり、Hα領域の撮影があまり出来なかったなぁ... と言う事で、昨年の11月1日に Astronomik社製Hαフィルタを使って撮影した写真を、 Hαが強調される様に処理し直してみました。 Hαで撮影した画像を“L”とし、通常のカラー画像を“RGB”として合成する方法です。
 結果は、Hαのもやもやしている部分が強調され、なかなか見応えがある写真になりました。 HαのL画像をしっかり撮影すれば良い写真に出来そうです。  今度は夏のHα領域で是非試してみたいですね。


NGC2237 Hα強調

NGC2264 Hα強調
 
2006年1月30日
 28日土曜日は仕事があり会社にいたのですが、以外に早くけりが付いたので出撃すべく帰宅いたしました。
M師匠は既に出掛けているだろうと思っていたので、出撃する旨のメールを出しておいたら、なっなんとご自宅におられ、ご一緒して頂けるという電話を 頂きました。 集合場所は箱根とし、M師匠がちょくちょく行く所で撮影する事になりました。
 風も少なく良い場所で、通常は車が入り込まない所らしいのですが、夜中から明け方まで給水トラックが出たり入ったり、おまけにヘッドライトで がんがん照らされて、望遠鏡でも妙なかぶりが発生してしまいました。 ポタ赤を使った写真レンズ撮影の方は全滅でした。
 という事で、今回は様子見として適当に撮影してしまったんですが、GINJI-200FNの星像が妙なんですヨ。 そう、光軸がズレてるんです。   このため、画面左右の星像が非対称だし、中央でもモヤっとしてるし、とんでもない写真になってしまいました。 現地で“変だな?”と思ったんですが、  寒いし車光害で結果はダメそうなので、そのまま写しちゃいました。
 それでも、何か試そうと思い、これまで使うことがなかった ISO1600 を使ってみました。 ノイズは目立ってしまいますが、冬なら画質はなんとか許せそうです。  原理的には ISO800 時の半分の露出時間で良いので、銀河の様に淡い腕と中央高輝度部がある対象の場合は、短時間露光の駒を追加して階調を確保すれば結構使えそうです。


M81銀河とM82銀河

M97星雲とM108銀河

M106銀河

M63銀河

M51子持ち銀河
 
2006年1月4日
明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願い致します。
 さて、正月休みは風邪で寝正月となっていましたが、“撮り初め”しなきゃならないので、3日に西臼塚へ出掛けてきました。
雪道を想定して午前中に冬タイヤに履き換え、機材を乗せて午後1時に出発となりました。  出発時は天城高原にしようか西臼塚にしようか迷っていたのですが、厚木インター付近から見る限り伊豆方面は曇っているので西臼塚に決めました。  路面状況ですが、この日は御殿場登山口付近に若干の凍結路がありますが、夏タイヤでも充分走れる感じでした。
 西臼塚には午後4時前に到着したのですが、既にBRC250のセットアップを行っている方や、観望派・富士山撮影派など数組が来ていました。  今回の私の機材は望遠鏡では無く NewFD300/2.8L でのテスト撮影という事で、同露光時間で各対象がどの程度写るかを探ろうと思います。  月没が午後8時ですので、それまではのんびりセットアップしたり富士山を眺めたりしていたのですが、暗くなると沢山の方々が集まり、結構賑わっていました。
 空の状態ですが、シーイングは最悪でガイド星がユラユラ動いて酷いものです。 BRC250で撮影されている方は“今までで最悪のエラーで、撮影出来ない!”と言っていましたので、かなり悪い状態です。  時折突風が吹いていたのですが、夜半にはほぼ無風となりましたが、シーイングは悪いままなので、上空では寒気が吹き荒れているのでしょう。
 また、夜になっても富士山が良く見えるほど光害があるので、私には冬の天の川は認識できません。  このため、光量をかなりロスしちゃいますが光害カットフィルタ LPS-P2 を NewFD300/2.8L に装着してあります。
 今回の失敗としては、夜中に車の時計を電波時計に同期させたのですが、間違えて1時間進めてしまいました。 ...で、朝の4時だと思って慌てて撤収作業(渋滞にハマル前に帰りたい)を始めたのですが、 実はまだ午前3時でした。 最後にバラ星雲を撮影しようと思っていたのですが、残念! それから、撮影開始時が氷点下1℃ほどで、撮影終了時が氷点下8℃くらいになっていました。  これに合わせたダーク画像を用意しなければならないのですが、ダークライブラリの中から適切なものを選別してダーク減算し直すつもりです。
 まあ、それでもF2.8という明るさがもたらす生産性という恩恵は充分実感出来ました。 また、一つの対象に的を絞る場合でも、かなりのショット数を稼げるので 写りづらい暗黒星雲などの撮影に期待できます。 ...という事はF2.8のε180が欲しくなるなぁ...

【2006/01/06追記】
 ダーク補正・フラット補正し直した画像に差し換えました。 ど〜も、LPS-P2 を装着したままのフラット補正画像では上手く補正出来ません。  恐らく、撮影時のバックグラウンド光と自宅でのフラット撮影光との分光特性が異なる為だと思います。 LPS-P2を装着して天体撮影した場合でも通常のフラット補正を実施するのが無難です。
 また、過去の撮影画像と比較してみると、LPS-P2 による光量ロスが想像以上に多い事が判りました。 よほど酷い光害があり、効果が期待できる場合以外では LPS-P2 を使いたくないですね。


当日の様子

明るい富士山

IC1396 散光星雲

NGC7822 散光星雲

M31 アンドロメダ銀河

NGC1499 カルフォルニア星雲

IC348 反射星雲付近

M45 プレアデス

IC2177 わし星雲付近

NGC2264 コーン星雲付近

IC443 くらげ星雲付近

IC405 ぎょしゃ座中心部
 
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